五年生のばやい
((久々知兵助の場合*BL注意
「兵助!」
「おお、」
「あ、あのさ……ーーーあの真剣な話なんだけど」
「ああ、すまない。俺も真剣なんだ」
「(豆腐に負けるのはわかってたけど)まあ、いいやそのままで」
「ああ」
「ーーーー好き」
「…」
「(やっぱ今言うべきじゃなかったか)ーーーふぐむっ!」
「この豆腐を持ってもう一回言ってくれ」
「も、もう持ってるっつーか盛られたんだけど、顔面にぶつけられてるんだけど」
「美しいな、」
「ーーーー、」
あれ、なんで俺コイツ好きなんだっけ
((不破雷蔵の場合
「姫様、今日は綺麗な和菓子を用意しました」
「ーー!ら、雷蔵さま!」
「あ、僕だってよくわかったね…朝、抜け出したって聞いたよ」
「ふおっ、ばれてしまった!」
「足に泥がついてますよ」
「バレてしまったらしょうがないですね、はい!」
「たんぽぽ?」
「っふふ、雷蔵さま…最近忙しいと聞いたんで」
「え、知ってるの?」
「ええ、組頭から」
「あー、あはは(組頭め)」
「雷蔵さま…!わたし、一生懸命忍者している雷蔵さまが大好きなんです」
「!」
「これからもがんばってください。雷蔵さま」
「(大好きかあ)」
「ーー、雷蔵様大好き!」
「(困ったなー)ぼくも、姫様のこと大好きですよ」
君とは違う大好きを
((鉢屋三郎のばあい*BL注意
「好きだ死ね」
「なんだそれ、顔歪んでるぞ」
「不本意だ、よりにもよってこの俺がお前を好きになるなんて不本意だ!」
「ちょっ、ちょっ驚きすぎて照れる暇もねえんだけど!」
「最初は顔だと思って雷蔵に惚れているかと思ったのに」
「おい、聞き捨てならねえぞ!」
「でも、お前らまとめてみるうちにお前しか見てねえ俺がいるんだ」
「え、これ俺告られてるんだよな」
「うるせえ大好きだボケエ!!」
「ああ俺も昔から好きだったよ!おせえよバカ!!」
「ああ!?あ?…ーーーー」
「…あ」
「「…」」
(滝夜叉丸のオニーチャン)
((竹谷八左ヱ門の場合
「あ、あああああああの」
「お、おおおおおおおう」
「(顔真っ赤)」
「(ハチがんばれー)」
「(た、助けた方がいいかな)」
「(豆腐おいしい)」
「わ、私、毎週…竹谷さんが来るのをた、た、楽しみで」
「お、俺もちゃんがいると楽しくな、なるぜ」
「あ、あの!」
「ふ、ふぁい!」
「好きです!」
「ーーー―っっっ!!」
「!?きゃあ!竹谷さぁん!?」
「(ハチ倒れたー!)おい、兵助!豆腐食ってる場合じゃねえ!助けに行くぞ!!」
((尾浜勘右衛門の場合*BL注意
「さーん」
「おー、勘右衛門」
「うおっふ、頭撫でんのやめてくれませんかあ」
「わりぃ、わりぃ、だってお前最近来なかっただろ?」
「ちょっとねー」
「ほんと、お前って謎だよな、忍者かなんか?」
「(わー、当たってるー)まさかー、さんこそ何か変わりはない?」
「あー、お前が来なかったのが寂しかったくらいだな」
「!?ちょっちょ!珍しい!!でれた!!」
「たまにはな、お前のこと好きだしさ」
「そ、それって、まじ?俺と同じ?」
「おー、お前に好きっつわれて一か月も見なきゃ気付くっつの」
「〜〜〜〜俺もさん大好き!!!」
「じゃあ俺は愛してるかな」
「ぎゃん!ズルい!!」
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